私たちは、きのこ栽培に使用した菌床を堆肥にして、
微生物の働きで養分たっぷりの土を作り、その力で美味しい野菜を育てています。
土が元気なら、農薬や化学肥料は必要ありません。
なぜなら自然とは本来、人間には計り知れない力を持っているものだからです。
私たちにできることは、天や土に教わりながら、
野菜が育ちやすい環境を整えることだけ。
虫や草を排除するのではなく、共生しながら、
循環のサイクルの中でゆっくりと育てています。

土壌を劇的に変える「菌床農法」とは

菌床とはオガ粉にフスマや米ぬかなどの栄養分を混ぜたもので、きのこを生育させる培地として使われます。収穫後の菌床は廃棄されてきましたが、高い栄養素が土壌に還元されやすい形で含まれていることが分かり、堆肥として使用する菌床農法が注目されています。

残留硝酸態窒素ゼロであることが公的検査機関で確認されています。

大地の玉手箱の野菜を育てる農地には、農薬はもちろん、肥料も与えていません。その代わりに、きのこ松太郎の栽培で生まれる菌床を入れて、土壌を約５年かけて肥沃に改良した農地です。肥料を与えない無肥料農法だから、近年問題視され始めた有害な硝酸態窒素の残留濃度がゼロですので、安心して食べていただける野菜です。
※硝酸態窒素とは農地に肥料を与えすぎることによって野菜の中に残留するとされる健康に悪い影響を与えているとも言われる物質です。欧州では野菜の硝酸態窒素残留量は厳しく制限されています。

菌床農法だから栄養豊富。

検査機関による分析では、いきいきファームで作られる野菜に含まれる栄養素が通常の野菜よりもはるかに多いことが確認されています。ブロッコリーではビタミンAとβカロテンが標準値の約３倍、葉酸とビタミンCが標準値の約２倍も含まれています。菊芋では食物繊維の量が標準値の10倍にもなっています。

うまみたっぷり！季節の野菜をそのままお届け

鮮度が命。だからリレーの最終走者は「あなた」にかかっています。

多くの野菜は収穫された後も呼吸をしています。自身の糖分・ビタミンCの栄養分を分解し、水分を蒸発させながら呼吸しているため、時間が経つほど鮮度が落ちていくのです。
私たちは、責任をもって畑から美味しく、栄養のある野菜を届けますので、到着したら、すぐに食卓へ。食べきれないものは、すぐに適切な保管をお願いいたします。